「なっち」マスターへの道
なんか便利らしいで、知らんけど。
某娘。さんと同じ愛称のおかげで、発売開始から何かと話題の「なっち」
実は複数の候補の中から選ばれた名前だったりします。
最初は「なんかいバスICカード」とか「なんタッチ」とかいう候補もあったとか。
「なっち」でよかったんじゃないかなぁって、Sは個人的に思います。可愛い。
この「なっち」は、平成28年10月末で販売が終了になった「なんかいバスカード」をより進化させたもので、とっても便利でお得、しかも簡単!なカードです。
とはいえ、いまいちピンとこないんですよね。
なんかややこしそう。
なんかめんどくさそう。
そう、だからこそ、私が来ました!!!
すこ~し長いですが、お時間ある時にでもさらっと読んでみてください♪
読み終わった頃にはきっと、あなたも「なっち」マスターです!
「なっち」について一問一答
問・「なっち」ってそもそも何やねん。
答・「なっち」はPiTaPaやICOCAと同じ、機械にタッチするだけで精算ができちゃう【ICカード】です。
問・PiTaPaとかICOCAとは違うん?
答・使い方は一緒です。けど、PiTaPaやICOCAとは違って、全国どこでも使えるものじゃありません。
あくまで「南海バス専用」のICカードなので、南海バスと、南海ウイングバス金岡、南海ウイングバス南部のバスでしか使えません。(一部使えない路線もあります)
問・せやったらPiTaPaとかICOCAでええわ。
答・いやいやいや、そこはもうちょっと突っ込んで聞いてくださいな!
確かにPiTaPaとかICOCAを持ってはったら要らないって思われるかもしれないですが、もちろん南海バス公式の南海バス専用カードである「強み」ってのがあるんですよ♪
問・はよ言いや。
答・はい、すみません。
南海バス専用ICカード「なっち」、略して「なっち」には、お得なプレミアがついてきます!!
問・プレミヤ?
答・プレミアです。でも、「おまけ」って言った方がわかりやすいかもしれません。
問・おまけがついてくるん?
答・おまけがついてきます!!
PiTaPaなら利用額割引があるので、これはちょっと魅力が薄れちゃうかもしれないですが、他のICカードをお使いなら絶対「なっち」のがお得です。
1,000円チャージ(積み増し)すると、普通なら120円、昼割なら200円のおまけがついてきます!
問・待って待って、普通とか昼割とかチャージとか、いきなり訳わからん用語出てきたで。
答・はっ!これは失礼しました。お得感をお伝えしたくて……
では少し戻って、まずは「なっち」の構造についてお話をしましょう!!
「なっち」の中には部屋が2つ
現在「なんかいバスカード」をご利用いただいている方も多いかと思います。(ありがとうございます)
「なんかいバスカード」には、年中いつでもご利用いただける「普通カード」と土・日・祝日と平日のお昼間だけ使える「昼割(昼間割引)カード」の2種類がありました。
普通カードよりも昼割カードの方がプレミア(おまけ)が多いので、2枚持ちをされている方も多いのではないでしょうか。
でも、これだと多分1回や2回は体験されたことでしょう。
「あー!!今日昼割カード使えたやん!!!損したぁ!!!」
「なっち」ならこのショック体験がなくなります!
タイトルに書いたように、「なっち」の中には部屋が2つあります。
片方は「普通」もう片方は「昼割」
そう、2種類のカードが同居しているのが「なっち」です!
なので、1枚の「なっち」で「普通」も「昼割」もカバーしてくれちゃいます♪
平日のお昼間なら「昼割」の方から自動精算され、昼割適用時間外には「普通」の方から自動精算される、という具合に、特に何もしなくても、勝手にカードを切り替えてくれます!
これはPiTaPaには真似できない、南海バス専用ICカード「なっち」だけの特典です♪
チャージ(積み増し)すれば何度も使えます
ICOCAを使っている方には耳馴染みのある言葉だと思います。チャージ。
積み増し、というか、「補充」っていう感じでしょうか。
「なっち」にはクレジット機能がありません。しいて言うなら「お財布の延長」みたいなカードです。
お財布がカラになってしまうと、ただの財のない布になりますが、「なっち」の場合ただのプラスチックの板になります。
そうならないためにも、この板にお金を補充、つまりチャージ(積み増し)をしてあげてください。
チャージ回数に上限はありませんので、ずっと同じカードをご利用いただけます☆
また、チャージはいろいろな所でしていただくことができます。
駅などにある専用チャージ機や、営業所、定期券の発売所など、詳しくはこちらでご確認ください。
もちろん、バスの車内でもチャージ可能です♪
さて、チャージの時重要なのが「普通」と「昼割」どっちにお金を入れるのか、です。
チャージ金額の上限は20,000円。
これは「普通」と「昼割」をあわせた金額です。
そしてこの「普通」と「昼割」だと、チャージした時のおまけが微妙に違います。
「普通」へのチャージは1,000円ごとに120円のおまけ(プレミア)がつきます。
おまけなんですが、これを「割引」と考えると約10.7%
実はPiTaPaの利用額割引と一緒なんですよね~☆
PiTaPa以外のICカードだと割引もおまけもないので、ここはPiTaPaかなっちが実質お得ということになります。
そして「昼割」へのチャージは1,000円ごとに200円のおまけ(プレミア)がつきます。
お気づきでしょうか。
そうなんです……PiTaPa利用よりもさらにお得な約16.7%!!
PiTaPaをご利用で「普通」しか使わない方なら、PiTaPaをご利用ください。
登録型割引とか、お買物も出来るとか、メリットいっぱいです。
しかし!PiTaPa以外のICカードを使っている方もしくは昼割時間帯によく使われる方、絶対「なっち」の方がお得ですよ!!!
例えば、片道200円区間を昼割時間にご利用なら、5回分の料金(1,000円)の昼割チャージで6回(1,200円)乗れる計算です♪
ご清聴ありがとうございます!
問・読んでただけやけど。
答・そうですね!!!
問・つまり「なっち」は今までの「バスカード」と「昼割カード」の2枚が1枚になったカードってことか。
答・その通り!今までみたいにカードの2枚持ちが必要なくなります!
しかも印字面が埋まってエラーが出るから、カードを交換しなきゃいけない、なんていう面倒からも解放されるので……
問・しゃーかて、使用履歴とか結構見てんで。あれはなくなったら困るわ。
答・もちろん発売窓口でご利用明細を発行していただくことも出来ます!
あ、でもアンスリーや宝くじ売場では対応していませんのでご了承ください。
あと、ちょっと見ときたいわ~というぐらいなら、チャージ機でもご確認いただけます。こちらは画面表示のみですが……
そうそう、チャージの時には「チャージ利用明細書」の発券もできます!
問・せやったらええわ……ほんで、「なっち」ってどこで買えるねん。
答・営業所や一部を除く定期券販売窓口などでご購入いただけます。
もちろん、バス車内にもご用意しております!
詳しい販売場所はパンフレットや「なっち」専用ページに地図を載せてありますので、ご確認ください☆
こちらのパンフレットも専用ページからダウンロードしていただけます。
問・で、なんぼやねん。
答・新規購入は一律「3,000円」です!
問・3,000円ってことは、「普通」やったら360円のおまけがついてくるってこと?
答・計算が素早い!でも残念、違うんです。
「なっち」は、新規購入時に限り500円の「デポジット」がかかります。
問・デポジット?
答・最近の何でも横文字にする文化って何なんでしょうね?
日本語だと、「保証金」って感じです。
「預かり金」でもいいですかね。
せっかく南海だけに何回でも再利用していただけるカードなので、使い捨てされないように設けさせていただいてます。
もちろんお預かりしているだけなので、「なっち」が不要になった時ご返却いただくと、500円はお返しいたします。
問・もしカードをなくしたら……
答・「なっち」は購入者本人以外でも使えちゃいます。
失くさないようにご注意ください。
もちろん「なっち」本体がないと、デポジットも戻せません……!!
問・そりゃ持ち歩かれへんな。
答・気ぃつけてください。
問・3,000円のうち500円がデポジットなんやったら、残りの2,500円がチャージされるってことか。
答・おぉ!!そうそう、 そうなんですよ!!
なので、新規購入の時は、2,500円相当のプレミアがくっついてきます。
「普通」チャージの新規購入で付いてくるプレミアは300円!「昼割」だと500円!!
なので、新規で「普通」にチャージされた「なっち」を買った場合、ご利用可能金額は
問・2,800円!!
答・私が言いたかった!!!
問・ってことは、「昼割」やったら3,000円まるまる使えるんか。
答・その通り!!
問・さっきから「普通」と「昼割」がめっちゃ出てくるな。
答・新規購入の時は、「普通」か「昼割」どちらかを選んでいただくことになります。
2,500円チャージのうち、1,000円を「普通」、1,500円を「昼割」というチャージはできません。
購入後、どちらかに積み増ししていただくのはもちろん可能です。
なんというか、どのカードにも「普通」と「昼割」の部屋があるので、先に入居するのが「普通」か「昼割」かっていう違いです。
問・なんかめっちゃ「なっち」について詳しくなった気がするわ。
答・ほんまですかー!!ほんならこれで「なっち」マスターになれますね♪
問・ならん。
答・Σ( *・∀・)
お付き合いいただきましてありがとうございました
楽しく読んで、なんとなくわかってもらえたらいいなぁという「なんか、いいバス」担当Sです!
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございます♪
一問一答形式初めてやりましたがダメですね。
いつの間にか漫才みたいになってました(笑)
さて、今回のお話を簡単にまとめると、
●「なっち」は南海バス専用のICカードのことである。
●「なっち」には「普通」と「昼割」の2つの部屋がある。
●「なっち」の「普通」と「昼割」は自動的に切り替わる。
●「なっち」の「普通」はPiTaPaと同じ約10.7%の割引が適用される。
●「なっち」の「昼割」なら、PiTaPaよりもお得な約16.7%の割引が適用される。
●「なっち」は「チャージ」することで、何度でも利用することができる。
●「なっち」の新規購入の際には「デポジット(保証金)」の500円がかかる。
●「なっち」を返却する時、このデポジットは返金される。
●「なっち」はお得。
●「なっち」は便利。
●「なっち」は簡単。
といった感じでしょうか。
振り返れば結構いろんな情報が詰まってました。
まずはみなさんに「なっち」が別にめんどくさくも難しくもなくて、むしろ最初の壁さえ越えれば便利で簡単だし、何よりお得だってことを知っていただきたかったので、これを機に「なっち」に興味を持っていただければ幸いです。
あ、新規購入後必要になる「なっち」の詳しい使い方やチャージ機の使い方は、こちらのページをご確認ください。
さぁみなさん、「なっち」をGETしにいきましょう!!! (@∀@)ノ
関連情報
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。
情報掲載:2016年11月30日